1970年以前~1979年ヴィンテージのワイン (Vintage before 1970-1979)
1970年~1979年は、1970年~1971年、1978年~1979年が世界的な作柄に恵まれた年になり、1970年は、ピエモンテ、1971年は、ボルドー・ブルゴーニュ・シャンパーニュ・トスカーナ、1978年は、ブルゴーニュ・トスカーナ・ピエモンテが秀逸なヴィンテージと評価されています。
また、1973年~1976年のフランス、1973年~1974年のイタリアは、一部の地域を除き例年並みかそれ以上の安定したヴィンテージが続きました。
また、1973年~1976年のフランス、1973年~1974年のイタリアは、一部の地域を除き例年並みかそれ以上の安定したヴィンテージが続きました。
一方、1970年代は、低気温や長雨など天候が厳しい年が幾つか見られ、1972年・1977年のフランス、1972年、1975年から1977年のイタリアは、ワイン造りにとって厳しい自然条件の年となり、ぶどうの収量が大きく落ち込んだため、これらヴィンテージのワインを市場で見かけることは稀となっています。
特に、1977年は、「1970年代で最低評価のオフ・ヴィンテージ」と言われる年ですが、唯一の例外として、天候に恵まれたポルトガルは、秀逸な年と評価され、特にポートは、「稀に見る傑出した偉大なヴィンテージ」と言われています。
特に、1977年は、「1970年代で最低評価のオフ・ヴィンテージ」と言われる年ですが、唯一の例外として、天候に恵まれたポルトガルは、秀逸な年と評価され、特にポートは、「稀に見る傑出した偉大なヴィンテージ」と言われています。
1970年~1979年のヴィンテージ・チャート
評価 5:秀逸 4:良い 3:並み 2:やや難 1:難しい
評価 5:秀逸 4:良い 3:並み 2:やや難 1:難しい
ワイン・アドヴォケイト誌、ワイン・スペクテーター誌、各インポーターからの情報などを取り纏め、当社が作成したヴィンテージ・チャートです。
ワインの品質は、生産者の力量・区画毎の微気候・土壌の状態・生産者が採用する農法や醸造法など個別要素により異なるため、一様に収穫年毎の評価を付けることは難しいです。
よって、地域別のぶどうの作柄とワインの評価を示す全体的な傾向値として活用ください。
ワインの品質は、生産者の力量・区画毎の微気候・土壌の状態・生産者が採用する農法や醸造法など個別要素により異なるため、一様に収穫年毎の評価を付けることは難しいです。
よって、地域別のぶどうの作柄とワインの評価を示す全体的な傾向値として活用ください。
また、評価の低い年は、他のヴィンテージよりも値段が低くなりやすい傾向があります。
一方、地域全体の作柄に左右されず安定して高品質なワインを生産する造り手も多く、値頃感から作柄の悪いヴィンテージを購入する方も見られます。
一方、地域全体の作柄に左右されず安定して高品質なワインを生産する造り手も多く、値頃感から作柄の悪いヴィンテージを購入する方も見られます。
1970年以前~1979年、各ヴィンテージのワイン (Each Vintage, 1970 & before - 1979)
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