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サン・ジュリアン (Saint Julien, Bordeaux) のワイン

フランス・ワイン産地、サン・ジュリアンのぶどう畑
サン・ジュリアンは、力強さと凝縮感が、フィネスとエレガントさに結び付く、長期熟成型ワインを生み出すメドックの銘醸地!!
極上品は、力強さと優雅さの両方を備え、芳醇な果実味と神秘的で深遠な味わいを持つ傑出した逸品!!
サン・ジュリアン (Saint-Julien) は、力強さと凝縮感が、フィネスと女性的なエレガントさに結び付く長期熟成型のワインを生み出すメドックの銘醸地です。
評価を大幅に高めた偉大な産地

上質なサン・ジュリアンのワインは、男性的な力強さと女性的なフィネスが同居し、芳醇で凝縮した果実味と精妙なタンニンを持つ、神秘的な深みのある偉大なワインとして知られています。
サン・ジュリアンは、北側をポイヤック (Pauillac)、南側をマルゴー (Margaux) に挟まれた、比較的に小さなアペラシオンです。
ポイヤックのような男性的な力強さとマルゴーのような女性的なフィネスの両方を感じるワインが生産され、「ポイヤックとマルゴーに挟まれたハーモニーの土地」 (ワイナート誌) と言われています。

サン・ジュリアンは、ぶどう畑面積 900ha のうち、80% が 11 の非常に向上心の旺盛な格付けシャトーによって占められ、そのうち、5 つがメドックの第二級に格付けされています。
各シャトーによる品質向上の取り組みは、目を見張るものがあり、サン・ジュリアンの幾つものシャトーが近年評価を大幅に改善しています。

サン・ジュリアンの生産者は、個々に或いは共同で、この地域に活発な投資をし続けています。
例えば、サン・ジュリアンのシャトーは、共同事業体を組み、2000 年に灌漑用の浄水設備を建設、土壌改良を進めつつ、灌漑・排水設備の刷新を行うなど、地域のシャトーが一体となって、ワインの品質向上に向けた取り組みを推進し、成果を上げています。

フランス・ワイン産地、サン・ジュリアンのぶどう畑
サン・ジュリアンは、ぶどうの成熟に理想的な土地であり、ミディアム・ボディで芳醇な果実味を特徴とする精妙なワインを生み出す!!
サン・ジュリアンは、ジロンド川を東側に臨む日当たりと排水に優れる 2 つの台地にシャトーが点在し、砂利土壌や砂と砂利の混ざる土壌が石灰岩の岩盤の上に広がっています。
土壌に応じた最適品種の選定

サン・ジュリアンは、砂利の多い土地は、カベルネ・ソーヴィニヨンが優勢ですが、ポイヤックほど全面的ではなく、土壌に応じてメルローやカベルネ・フランが植えられ、シャトーごとの特徴やワインの味わいを引き立てています。

サン・ジュリアンは、全般的にぶどう果実の成熟に理想的な土地と言えますが、ぶどう畑の立地によって自然な変化が生まれ、ワインにニュアンスの差を生み出しています。

サン・ジュリアンの東側は、厚い砂利の崖がジロンド川を見下ろし、サン・ジュリアンの南部にあるベイシュヴェル (Beychevelle) 台地では、石灰岩の地盤が地表近くまで迫り、砂利層はそれほど厚くないです。
そして、サン・ジュリアンの西に行くにつれ、砂利層が薄くなり、砂を多く含む土壌になります。
これら土壌の差異が、ワインの味わいにニュアンスの差異をもたらします。

しかし、ぶどうの成熟にとって理想的な土地である点に疑いの余地は無く、サン・ジュリアンのワインに見られる一貫した特徴して、「良く出来たサン・ジュリアンは、ミディアム・ボディで辛口であるが、芳醇な果実風味があり、精妙で、タンニンはこなれやすく、長く熟成させることができる。」 (ヒュー・ジョンソン) を挙げることができ、類い稀な極上ワインの産地と評価できます。

フランス・ワイン産地、サン・ジュリアンのぶどう畑
サン・ジュリアンには、5 つの第二級格付けシャトーをはじめ、高い向上心を持つ意欲的な生産者が集まっている!!
サン・ジュリアンには、近年大きく評価を高めた傑出した生産者が集まっています。
傑出した生産者の極上ワイン

サン・ジュリアンの優れたシャトーとして、第二級格付けのレオヴィル・ラス・カーズ (Leoville Las Cases)、レオヴィル・バルトン (Leoville Barton)、レオヴィル・ポワフェレ (Leoville Poyferre)、グリュオ・ラローズ (Graud Larose)、デュクリュ・ボーカイユ (Ducru Beaucaillou) が挙げられます。
サン・ジュリアンの第二級格付けの生産者は、非常に評価が高く、例えば、「ボルドーの 1855 年格付けが見直されるようなことがあったら、レオヴィル・ラス・カーズは、デュクリュ・ボーカイユやひょっとするとレオヴィル・バルトンやグリュオ・ラローズのように、第一級への昇格が熱心に支持されるだろう。」 (R. パーカー) と評価されています。

サン・ジュリアンを代表する生産者としては、レオヴィル・ラス・カーズ、レオヴィル・バルトン、レオヴィル・ポワフェレが挙げられます。
「レオヴィル三兄弟」と呼ばれるこの三つのシャトーは、元々は、1638 年にボルドーの商人が設立した「ドメーヌ・デ・レオヴィル」 (Domaine de Leoville) という一つのシャトーで、その後、フランス革命の影響で畑が三分割されて現在に至ります。

レオヴィル三兄弟の中で、筆頭格は、レオヴィル・ラス・カーズであり、三つのシャトーの中でぶどう畑の面積が最も大きく、最も市場価格の高いワインを生み出しています。
「レオヴィル・ラス・カーズは、疑いもなく偉大な名前であり、偉大なボルドー・ワインのひとつである。40 ha を超える畑の主要な部分はラトゥール (Chateau Latour) に隣接しており、絵のように美しい。石垣に囲まれており、ワインのラベルにもの描かれている。ボルドーで最大級の規模のシャトーで、ワインの品質にかける入念で熱心な肩入れの点では、並ぶものこそいくつかあるにせよ、どこにも負けない。」「彼のワインの華麗な品質にけちをつけることは誰にもできまい。彼のワインは、サン・ジュリアンのみならず、メドック全体での最上のワインをつくろうというマニアックな執念の産物なのである!」 (R. パーカー) と絶賛されています。

次に、レオヴィル・バルトンは、三つのシャトーの中で最もぶどう畑の面積が小さいものの、近年評価が高まり、傑出したワインを生み出す生産者として知られています。
「1970 年代には一貫性がなかったが、1980 年代、1990 年代、そして 21 世紀の初頭には連続して輝かしいまでに成功したワインを生み出している。1985 年以降、アントニー・バルトンは、このワインの伝統的なスタイルを変化させるのではなく、より洗練されたものにした。サン・ジュリアンの最高級のワインの中でも、最上のお値打ち品となっている。」 (R. パーカー) と評価されています。

最後に、レオヴィル・ポワフェレは、三つのシャトーの中でも地味な存在でしたが、1980 年代から1990 年代にかけて、セラーの近代化と数々の改革によってワイン評価が大きく改善し、素晴らしいワインを生み出す生産者として評価を高めています。
「レオヴィル・ポワフェレの畑の可能性について博識なボルドー人に尋ねると、ほとんど誰もが口を揃えて、ポワフェレにはメドックで最も深遠と言える赤ワインを生み出せる能力があると答える。それどころか、レオヴィル・ポワフェレは、サン・ジュリアンの二級シャトーのどこよりも優れた土壌を持っていると言う人もいる。にもかかわらず、1961 年以降のレオヴィル・ポワフェレの物語は、おおむねがっかりさせるものだった。それが、ハッピーエンドを迎えようとしている。」「ついに、サン・ジュリアンにおけるエリートの地位へと上りつめたのである。」 (R. パーカー) と評価されています。

第二級格付け以外でも、ベイシュヴェル (Beychevelle)、ブラネール・デュクリュ (Branaire-Ducru)、ラグランジュ (Lagrange)、サン・ピエール (St-Pierre) などの秀逸なシャトーがあり、近年評価を高めています。

特に、ラグランジュ (Lagrange) は、1983 年から日本のサントリーがオーナーとなってシャトーを立て直し、総支配人のブルーノ・エイナード氏のもと、有機農法やビオディナミ農法の導入、選果の厳格化、小型ステンレスタンクの導入、新しい発酵設備の建設、光学式葡萄選別機や新生代除梗機の導入、瓶詰ラインの増設など、巨費を投じてシャトーの改革と近代化を推進しています。
その結果、ワインの品質は目覚ましく向上し、「ワインはしっかりと構成され、均整が取れ、果実味の魅惑的な凝縮感があった」(ヒュー・ジョンソン)と評価されるなど、国際的な評価を大きく高めています。

フランス・ワイン産地、サン・ジュリアンのぶどう畑
ワイン評論家のヒュー・ジョンソン氏は、サン・ジュリアンの優れた生産者として、以下のシャトーを紹介しています。
卓越した生産者一覧

・レオヴィル・ラス・カーズ (Leoville Las Cases)
メドックの極上ワインであることを疑う者は誰もいない。1970 年代半ばから今日に至るその栄光のヴィンテージは、他の模範となるシャトーとしてまさに賞賛すべきものである。ワインは、豊かで凝縮されており、ポイヤックに似た力強さと骨格を持ち、明らかに長く熟成する力を備えている。カベルネ・ソーヴィニヨンがブレンドを支配し、本当に偉大なヴィンテージは、その比率は高まる。」

・レオヴィル・バルトン (Leoville Barton)
「もしワインの精霊がそのオーナーによって具現化されているとするなら、カリスマ的なアントニー・バルトンは、今後もシャトー・レオヴィル・バルトンのために奇跡を起こし続けるであろう。彼の屈託のない笑顔とウイットに富んだ会話は、メドックの空気を明るくし、その一方で、彼のシャトーに対するこまやかな愛情と、価格に対する理性的な態度は、消費者からも、また取引相手からも、絶大な尊敬を集めている。

・レオヴィル・ポワフェレ (Leoville Poyferre)
「1980 年代から 1990 年代初め、ポワフェレは、前に進むために必死に努力をしていた。というのも他の二つのレオヴィル、すなわち、バルトンとラス・カーズに大きく後れをとっていたからだ。テロワールの 3 分の 2 は、際立っている。ぶどう畑が年齢を重ね、管理が改良され、セラーに着実に投資が行われていった結果、ワインは随分深みが増し、表現力も豊かになった。ぶどうの完熟度とブレンドの精密さがより確かなものになった。

・デュクリュ・ボーカイユ (Decru Beaucaillou)
「デュクリュ・ボーカイユのスタイルは、エレガントさとバランスが上手く結合し、それに誰もがサン・ジュリアンに期待する果実味が加わったものである。レオヴィルの方がより力強く構築されている時もあり、またグリュオ・ラローズの方が豊かな時もあるが、デュクリュ・ボーカイユは、後味のフィネスと長さ、そして新鮮さという点で、それらよりも秀でている。」

・ベイシュヴェル (Beychevelle)
「ベイシュヴェルのスタイルの特徴は、バランスとエレガントさ、そして新鮮さが一体となったもので、そのワインは、他のサン・ジュリアンの格付けワインに比べると、より繊細である。とはいえ、驚くほど長く熟成する能力も備えている。

・ブラネール・デュクリュ (Branaire Ducru)
「オーナーのパトリック・マロトーが書いているものによると、彼の目指すものは、『果実味、新鮮さ、フィネス』のあるワインらしい。もう一つの言葉に出していないメッセージは、他のサン・ジュリアンの格付けシャトーの持つ重厚さと力強さは求めないということであろう。それは、スケールの大きなワインではないが、果実味と活力に溢れ、瓶熟の早い時期に飲んでも十分美味しい。

・グリュオ・ラローズ (Graud Larose)
「シャトー・グリュオ・ラローズは、その瓶の形、価格、入手しやすさで、メドック第二級の中で最も飲みやすいワインである。長所を挙げるなら、そのワインは、価格満足度が高く、楽しむことができ、かなり長く瓶熟させることができる。2007 年からワインの傾向はより洗練されたものを目指すようになり、長く持続する風味を構築する方向に進んでいる。」

・ラグランジュ (Lagrange)
シャトー・ラグランジュの復活は、現オーナーのサントリーと引退する 2007 年までシャトーの総支配人を務めたマルセル・デュカスの力によるところが大きい。2008 年に行った最近のヴィンテージの垂直テイスティングでは、ラグランジュが素晴らしく一貫した高い質を獲得したことが良く分かった。ワインはしっかりと構成され、均整が取れ、果実の魅惑的な凝縮感があった。」

・サン・ピエール (St-Pierre)
「率直に言って、サン・ピエールは、一貫性と正確性に欠けていたが、ようやく 21 世紀に入って軌道に乗ったようである。最近のヴィンテージは、どれも非常に素晴らしい出来である。酒躯はフルで、まろやかで、洗練されており、果実味が程良く凝縮されている。サン・ピエールは、現在第四級の格付けに居心地良さそうに座っている。」

ボルドー・ワイン、生産者

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