クロード・カザル シャンパーニュ カルト・オール ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ NV について
ル・メニル・シュール・オジェは、シャルドネの聖地コート・デ・ブランの最南端に位置するグランクリュであり、クリュッグの最上キュヴェを生む畑クロ・デュ・メニルを擁し、洗練の極みであるサロンを生み出します。豊かで強いミネラル感とシャープな酸をもたらし、シャンパーニュのグラン・クリュの中で最も長熟で最もエレガントと評されます。
それに対し、すぐ北隣に位置するグラン・クリュ、オジェでは、北風から保護されたパラボラアンテナ状の独特の地形により、優しい果実と穏やかな酸が備わり、大らかな気品が魅力となります。
1897年創業のクロード・カザルは、対照的なこれらふたつのグラン・クリュとその周辺のプルミエ・クリュのみに約9haの畑を所有するレコルタン・マニピュランです。同時に、長い間ボランジェやルイ・ロデレールなどトップ・メゾンにぶどうを供給してきたことでも知られます。
クロード・カザルのシャンパーニュは全て、自社畑のぶどうのみから造られる正真正銘のレコルタン・マニピュランの作品です。常に高い質を求めて代々受け継がれてきたカザル家のシャンパーニュの魅力は、ピュアでリッチなスタイル。ル・メニル・シュール・オジェの研ぎ澄まされたエレガンスや、オジェの大らかなエレガンスを豊かな果実が包み込みます。
このシャンパーニュ カルト・オールは、グラン・クリュのオジェとル・メニル・シュール・オジェのシャルドネから造られるブラン・ド・ブラン。リンゴ、洋ナシ、ハチミツのフローラルな香りにナッツやミネラルのヒント。細かな酸とミネラルを包み込む大らかな果実。蜜っぽさやナッツを感じさせる中盤から精緻な酸が鮮やかに伸び、エレガントなフィニッシュに導きます。
ステンレスタンクで発酵、7か月熟成後、瓶内熟成50ヶ月。ドザージュは6g/L。
それに対し、すぐ北隣に位置するグラン・クリュ、オジェでは、北風から保護されたパラボラアンテナ状の独特の地形により、優しい果実と穏やかな酸が備わり、大らかな気品が魅力となります。
1897年創業のクロード・カザルは、対照的なこれらふたつのグラン・クリュとその周辺のプルミエ・クリュのみに約9haの畑を所有するレコルタン・マニピュランです。同時に、長い間ボランジェやルイ・ロデレールなどトップ・メゾンにぶどうを供給してきたことでも知られます。
クロード・カザルのシャンパーニュは全て、自社畑のぶどうのみから造られる正真正銘のレコルタン・マニピュランの作品です。常に高い質を求めて代々受け継がれてきたカザル家のシャンパーニュの魅力は、ピュアでリッチなスタイル。ル・メニル・シュール・オジェの研ぎ澄まされたエレガンスや、オジェの大らかなエレガンスを豊かな果実が包み込みます。
このシャンパーニュ カルト・オールは、グラン・クリュのオジェとル・メニル・シュール・オジェのシャルドネから造られるブラン・ド・ブラン。リンゴ、洋ナシ、ハチミツのフローラルな香りにナッツやミネラルのヒント。細かな酸とミネラルを包み込む大らかな果実。蜜っぽさやナッツを感じさせる中盤から精緻な酸が鮮やかに伸び、エレガントなフィニッシュに導きます。
ステンレスタンクで発酵、7か月熟成後、瓶内熟成50ヶ月。ドザージュは6g/L。
タイプ スパークリング 白 辛口
生産地 フランス シャンパーニュ
品種 シャルドネ 100%
農法 リュット・レゾネ(殺虫剤不使用)
容量 750ml
格付 A.O.C. シャンパーニュ
生産地 フランス シャンパーニュ
品種 シャルドネ 100%
農法 リュット・レゾネ(殺虫剤不使用)
容量 750ml
格付 A.O.C. シャンパーニュ
クロード・カザル (Claude Cazals)
1897年創業のクロード・カザルは、対照的なこれらふたつのグラン・クリュとその周辺のプルミエ・クリュのみに約9haの畑を所有するレコルタン・マニピュランです。同時に、長い間ボランジェやルイ・ロデレールなどトップ・メゾンにブドウを供給してきました。
更に、現当主デルフィーヌ・カザルの祖父オリヴィエ・カザルの代から、これらのメゾンと契約する栽培家のぶどうを圧搾するプレス・ハウスを務めており、さらにメゾンからの要請を受け、プレスだけではなく果汁をワインにする工程も請け負っています。ぶどうの供給元となるだけにとどまらず、シャンパーニュ最高のメゾンの数々に契約栽培家のぶどうのプレスから醸造までを一任されていることからも、この造り手の傑出した力量が伺えます。
ぶどう栽培にはリュット・レゾネを採用。醸造にはステンレスタンクを用い、アルコール発酵とマロラクティック発酵を行う。ベースワインの醸造はル・メニル・シュール・オジェの醸造施設で行われるが、最低でも36ヶ月という長い熟成にはオジェにある邸宅の地下セラーが用いられる。
この建物は国際連盟の設立者のひとりであるレオン・ブルジョワの元別荘で、それを取り囲むように広がる畑、クロ・カザルはクロード・カザルの代名詞です。
オジェの丘の麓に位置するクロ・カザルは、シャンパーニュの希少なクロの中でも数少ないグラン・クリュのクロで、その面積は3.75ha。クロの名の通り壁に囲まれているため、周囲の畑よりも暖かいミクロクリマがぶどうに最大限の熟度をもたらし、ぶどうの糖度はクロの外の畑よりも1度高くなるという。
オジェの豊かな果実を更に引き立てるこの特別な畑は、1950年代にカザル家の手により植樹され、そのぶどうはかつて有名メゾンのプレステージ・キュヴェに使われていましたが、現当主のデルフィーヌは、この畑は単独で瓶詰めすべきだと考え、頑なに慣習を守ろうとする父親を懸命に説得。彼女の数年越しの努力が実り、1995年に初めてクロの古樹の区画のぶどうのみからクロ・カザルが造られました。
これは、クロ・デュ・メニルやクロ・デ・ゴワセと同じ数少ないクロの単一畑のシャンパーニュであり、ニール・ベケットの『1001 Wines you must taste before you die(死ぬ前に飲むべき1001ワイン)』や、フランスの主要ワインガイドLa Revue du Vin de Franceの『偉大なブラン・ド・ブラン』特集に大きく取り上げられている。
クロード・カザルのラベルには、RM(レコルタン・マニピュラン)ではなくRC(レコルタン・コーペラトゥール)の表記がある。レコルタン・マニピュランとしてのワイン造りと、醸造設備を持たない栽培家のための協同組合的なワイン造りを並行しつつ、クロード・カザルのラベルにRMと表記するには、法的には壁で区切られた醸造スペースが2部屋求められる。小規模な家族経営であるクロード・カザルでは醸造スペースを一部屋しか設けることができず、法規制によりラベルにはRCと表記せざるを得なくなってしまいました。
しかし実際には、このふたつのワイン造りはプレスからタンクまで完全に分けて行われており、つまり、クロード・カザルのシャンパーニュは全て、自社畑のぶどうのみから造られる正真正銘のレコルタン・マニピュランの作品なのです。
シャンパーニュに精通する評論家マイケル・エドワーズはその著書の中で、「デルフィーヌのクロード・カザル・シャンパンは、レコルタン・マニピュランのお手本のようなシャンパン」と評し、シャンパーニュ評論家リチャード・ジューリンはこの造り手を4ツ星に格付けています。
更に、現当主デルフィーヌ・カザルの祖父オリヴィエ・カザルの代から、これらのメゾンと契約する栽培家のぶどうを圧搾するプレス・ハウスを務めており、さらにメゾンからの要請を受け、プレスだけではなく果汁をワインにする工程も請け負っています。ぶどうの供給元となるだけにとどまらず、シャンパーニュ最高のメゾンの数々に契約栽培家のぶどうのプレスから醸造までを一任されていることからも、この造り手の傑出した力量が伺えます。
ぶどう栽培にはリュット・レゾネを採用。醸造にはステンレスタンクを用い、アルコール発酵とマロラクティック発酵を行う。ベースワインの醸造はル・メニル・シュール・オジェの醸造施設で行われるが、最低でも36ヶ月という長い熟成にはオジェにある邸宅の地下セラーが用いられる。
この建物は国際連盟の設立者のひとりであるレオン・ブルジョワの元別荘で、それを取り囲むように広がる畑、クロ・カザルはクロード・カザルの代名詞です。
オジェの丘の麓に位置するクロ・カザルは、シャンパーニュの希少なクロの中でも数少ないグラン・クリュのクロで、その面積は3.75ha。クロの名の通り壁に囲まれているため、周囲の畑よりも暖かいミクロクリマがぶどうに最大限の熟度をもたらし、ぶどうの糖度はクロの外の畑よりも1度高くなるという。
オジェの豊かな果実を更に引き立てるこの特別な畑は、1950年代にカザル家の手により植樹され、そのぶどうはかつて有名メゾンのプレステージ・キュヴェに使われていましたが、現当主のデルフィーヌは、この畑は単独で瓶詰めすべきだと考え、頑なに慣習を守ろうとする父親を懸命に説得。彼女の数年越しの努力が実り、1995年に初めてクロの古樹の区画のぶどうのみからクロ・カザルが造られました。
これは、クロ・デュ・メニルやクロ・デ・ゴワセと同じ数少ないクロの単一畑のシャンパーニュであり、ニール・ベケットの『1001 Wines you must taste before you die(死ぬ前に飲むべき1001ワイン)』や、フランスの主要ワインガイドLa Revue du Vin de Franceの『偉大なブラン・ド・ブラン』特集に大きく取り上げられている。
クロード・カザルのラベルには、RM(レコルタン・マニピュラン)ではなくRC(レコルタン・コーペラトゥール)の表記がある。レコルタン・マニピュランとしてのワイン造りと、醸造設備を持たない栽培家のための協同組合的なワイン造りを並行しつつ、クロード・カザルのラベルにRMと表記するには、法的には壁で区切られた醸造スペースが2部屋求められる。小規模な家族経営であるクロード・カザルでは醸造スペースを一部屋しか設けることができず、法規制によりラベルにはRCと表記せざるを得なくなってしまいました。
しかし実際には、このふたつのワイン造りはプレスからタンクまで完全に分けて行われており、つまり、クロード・カザルのシャンパーニュは全て、自社畑のぶどうのみから造られる正真正銘のレコルタン・マニピュランの作品なのです。
シャンパーニュに精通する評論家マイケル・エドワーズはその著書の中で、「デルフィーヌのクロード・カザル・シャンパンは、レコルタン・マニピュランのお手本のようなシャンパン」と評し、シャンパーニュ評論家リチャード・ジューリンはこの造り手を4ツ星に格付けています。